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麻生学監督ドラマ『土曜ワイド劇場 弁護士 倉沢由法の事件ファイル』

【円卓の騎士さんからの感想です。ありがとうございます】

 仲村トオルさん主演です。息子が殺人犯として追われ、逃げ隠れしているが、絶対に犯人じゃないので何とかしてくれと室井滋さんが仲村さん演じる弁護士に依頼するというところから始まります。息子は銀行の審査部に所属しており、どうやら何か嗅ぎつけたせいで濡れ衣を着せられたのでは、という筋。

 脚本的にはなかなか良かったです。次々に事実が明るみに出てくるリズムも良かったし、親子関係を絡める手腕も良い。子供が見る義父と妻から見る再婚の夫が随分と違うというのが鍵になっていますが、一筋縄でいかない感じがそこにも出ています。なるほど、こういう風に書くのだな。原作はないようですが、下手な原作つき作品より練られていた印象が残りました。

 さて監督は麻生学さん。前にも言及したことがありますが、今回も絵はいいです。余り奇をてらわない感じですが、確実な絵を撮っています。カメラは中くらいに構えていますが、それが落ち着いた絵面に繋がっていますね。

 室井滋さんが「やって」しまった後にトンネルを歩く姿を捉えたところなどは、大変いい映像になっていたと思います。また追跡を恐れて、公衆電話から電話しているシーンなども極めて良かった。また回想シーンでは色を変えてきますが、それだけでなく、音も消しています。それは良い選択です。

 以前もいいましたが、仲村トオルさんは実によい演技をしています。無理がない。大変立派でした。本来的には探偵の仕事ですが、仲村トオルさんが探偵、というのでは新味がないということでしょうか。でも個人的には私立探偵ドラマは好きです。あえてまた、という配役でも大歓迎。室井滋さんはその辺にいるおばちゃんをやらせたら右に出るものがいないかもしれませんが、今回もそうでした。髪を振り乱している感じがリアリスティック。何となく戸田菜穂さんの無駄遣いな感じもしましたが、当たれば続編、でしょうから、次をお待ちしています、ということで。


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